書籍紹介「自分のリミッターをはずす」

未来の自分のために

私は昔に気功など「気」に興味があり体験教室に参加した事もあります。

しかし今回は潜在意識からたどり着いた一冊がこちらの書籍でした。

書籍の主な内容

  • 催眠編
  • 気功編
  • 古武術編

今回の書籍はタイトルどおり、自らを変性意識状態にすることによって人間の潜在能力を最高レベルに引き出すための方法論が書かれた一冊です。

催眠・気功・古武術について丁寧にわかりやすく書かれていますが、このブログでは依存症に関する情報を取り上げるため本題はあえて飛ばさせていただきます。

私たちが現実だととらえてるものは

私たちは目の前の風景を目で見、音は耳で捉え匂いは鼻で感じています。五感によって外界の情報を集め、脳の中で統合することによって目の前の風景を認識します

脳の中で統合された時、すべての画像情報、音声情報を認識しているわけではありません。なぜなら、それはあまりにも膨大すぎるからです。

人は自らの重要性によって情報を取捨選択し、モノを見、音を聴いているのです。

現実の世界、いま目の前に広がっている世界でさえ、私たちは脳内で情報操作を加え“見て“いるのです。
つまり現実世界もまた情報空間だということです。

人は重要度によって世界を見て、現実を加工しています。

目の前の景色をあなたは現実だと思っているでしょうが、それは脳が情報の取捨選択をしてあなたに見せているだけなのです。

ピックアップフレーズ

強烈な体験を伴う固い決意でもなければ、なかなか人は自分の行動を変えたりはできません。なぜならそれが自我だからだです。

どんな動物も幼児の時は親の言うことを聞きます。できるできないは別にして親の言葉どおりにしようと最大限努力します。なぜなら、そうすることが最も生存の確率を高めるからです。

過去の記憶は顕在意識と潜在意識の間の変性意識状態の中にすべて埋蔵されていますから、過去の記憶にアクセスするためには変性意識状態になる必要があるのです。

例を挙げれば恋をするのも催眠状態です。なぜなら相手の良いところしか見えないからです。
恋愛はある種の催眠状態だから覚めると別れてしまうのです。
では、なぜ、催眠から覚めてしまうのか?それは疑うからです。

催眠

素人の考えで依存症や心の病などには、催眠療法が有効ではないのかと以前から考えていました。

本文の一節に書かれていたのが…
暗示をかけるというのは思い込みを貼り付けただけです。
催眠療法とはもともとある貼り付いている思い込みを剥がしていくものです。

人には本来、自然治癒力のように生きていくための力が備わっています。

その力を引き出すための一つの手段として催眠療法が手軽に利用できるようになってほしいと願います。

自分のリミッターをはずす
苫米地英人
ビジネス社

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