私たち依存症者にとって、依存対象のモノや行為は一つのメリットも存在しません。
一時的にでも嫌なことを忘れさせてくれる…あとで何倍にもなってツケが回ってくるのは皆さんも体験してよくご存知のはず。
洗脳された脳が色々な言い訳を用意して断つことを邪魔します。
漠然と対策を考え行動するよりも内容を分けて整理した上で行動に移す方が得策であると考えます。
決意を固めるために考える
私の考えではいかに依存対象に意識を置かないか…
依存症者になってしまった原因
原因は日常のストレスからなのか?生い立ちからくるトラウマ?特に原因はないものの趣味の域を超えてしまった。
それぞれ個人によって原因は色々ですが、このことを放置して依存行動を取らないように対策をとっても一度一線を超えてしまった行動は、これからも簡単に超えやすく原因を除く(軽減)させておかないと、いわゆるトリガーはいつも側に置いている状態です。
例えば家族に原因があって、その関係上どうしようもないと諦めるのではなく影響を受けにくい距離のとりかた、受け止めかたを工夫するなど。
依存行動(行為)を取らないための対処
このことはごく一般的にとられている対策です。
ギャンブルの場合
- お金を持ち歩かずキャッシュレスの生活を心掛ける
- 時間を持て余さない
- 情報は断ち切る
などがあげられます。
やらないといけないことは後回しにしない
やらないといけないことと分かりつつ結果を想像して怖気付いて先送りにすることは、不安材料を常に持ち続けるということです。
ギャンブルで多いのは、やはり借金問題です。
お金に余裕がないのにギャンブルを手放せなかったから借金してしまうわけで、すぐに返せる方はほとんどいないはずです。
返済計画はしっかり決めるべきです。
ここで問題は、家族がある場合収入が全て自分の意思で振り分けられないケースです。
私もこのパターンでした。
家計は妻に任せ小遣いをもらう環境でした。返済額は月々の小遣いの額を超えていましたので当然一人の力では返せません。
ここで迫られるのが、カミングアウトです。
自分がしでかしたことの大きさ、愚かさを曝けだすことになりますし夫婦関係の状態によっては離婚問題まで発展する可能性があります。
言い出せずに返済額より少ない小遣いでなんとかしようとすれば、おのずとギャンブルで増やそうと、また歪んだ思考に陥るのです。
今カミングアウトしてパートナーから離婚を突きつけられるようであれば、先送りにしても結果は同じです。
また専門家に依頼して債務整理も視野に入れてください。
これからの人生をどのように生きていくのか?
私が一番大事だと思うことです。
- 趣味、熱中できることをみつけいかに日々を楽しく過ごせるか
- 運動を取り入れるなど体調管理
- 不安を取り除き自信をつける
- 人生の目的を考える
他にも色々ありますが、精神面の安定を保つために何を考え行うべきなのか、自分磨きをするかだと考えています。
一番大事だと書いたとおり私が運営するこのサイトは、それらの内容を中心に取り上げています。
この記事で書いてきたことを中心により深く考え続けることは依存対象を頭の隙間に入り込ませない対策になると思います。
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