コミニケーションをとるうえで文字と特に言葉は自分を表現するとても大事な手段です。
そして言葉は何もないところから出てくることはありません。
言葉には暗示の力が秘められている
皆さんにも経験ありませんか?
楽しく明るい話題の中に入ると自然とこちらまで楽しい気分になることが…
逆に暗く陰湿、人の悪口、不平不満などを言い合ってる中だとこちらまで気分が滅入るような経験。
こんな身近な光景だけでも言葉の影響力が大きいことはわかります。
それだけではありません。
自分が発する言葉を一番身近でいつも聞いているのは、他の誰でもありません。自分自身なんです。
自分の発する言葉は常に自分は聞いています。即ち繰り返されることで暗示の力を持ちます。
言葉と意識
自分の観念から言葉は発せられますが、それが暗示の力が働くことになると、ますます思い込みは固まってしまいます。
私たちは本能で過去の経験から生きやすさを学び、思い込みとなります。
辛く苦しい経験や大きなショックなことが多ければ多いほど、自分を守るために思い込みも強くなります。
思い込みは視野を狭め選択肢までなくしてしまいます。
繰り返す言葉の暗示により意識は常にそちらを向いてしまいます。
固められた意識は行動の基となりそれは将来、もっと言えば人生そのものを左右することにもなります。
自分には運がないと言い続けると
“自分には運がない”と何気なくとも言い続けることで、そう思い込みが強くなり意識が自分は何をしても運は味方をしてくれないからと消極的な行動しかとれなくなってしまいます。
負の観念から出る負の言葉は負の思い込み・意識を強くし負の行動となり結果は…
いかがですか?
思い当たる経験はありませんか?
言うまでもなく望むのはこの例の逆です。
類は友を呼ぶ
ネガティブな言葉を発し続けると同じようにネガティブな考えの持ち主が寄ってきます。
居心地が良いと勘違いするからです。
もちろん暗示の影響も大きくなります。

少し補足させていただきます。
依存界隈で支援グループなどで苦しんでいる方々が集まり話したり聞いたりして居場所を得るのは、この記事の内容とは異なります。
それは回復したいという意識があり、導いてくれる仲間がいるからです。
私が習慣にしていること
朝の身支度を整える際の一コマです。
歯を磨き洗顔を終えると私は必ず洗面台に飛び散った水を拭き取り鏡を同時に拭きます。
鏡に映る自分に向かって口角をあげ2〜3度“ありがとう”と繰り返しています。
ありがとうのたった一言は実は魔法のような言葉です。
ありがとうの言葉を受け取ったあなたはどんな気分になりますか?
ほとんどの方は悪い気はしないはずです。シーンによっては凄くハッピーな気分にもさせてくれます。
些細な朝の習慣で普段から魔法の言葉は自然と発しやすくなります。
レジで商品を受け取り、バスの降車時に…
発するこちらも相手の表情から幸せのお裾分けまでもらえる。
こんなにも簡単で関わる人を幸せにしてもらえる魔法は私たち全ての人間に与えられた宝物なのです。
「ありがとう」と「感謝」
是非身につけて欲しいと願います。
最後に
単に言葉といっても、感情が加わります。
同じ言葉でも軽くなったり温かさを感じたり相手に伝わり方は変わります。
また場合によって言葉は鋭い刃物のように他人を傷つけてしまうこともあります。
それほど言葉とは良きにしろ悪しきにしろ影響力を持っているのに普段の私たちは何気なしに伝達方法の一つとして使っています。
言葉に限らず、その方の想念は言動となり結果として自分に返ってきます。
今一度、言葉の力の大きさと大切さを考える機会になれば幸いです。
コメント
Good post.