二極化思考

未来の自分のために

私たち依存症者にとって比較的多いのは0:100思考の持ち主です。

二極化、白か黒の答えしかありません。グレーゾーン(柔軟性)を持ち合わせていないのです。

そのことは選択肢をあえて捨ててると言っても過言ではありません。

臨機応変に対応できない。人間関係がうまくいかないといったことにもなりがちです。

不安や苦しみを生む原因にもなるのです。

こうあるべき
そうしないといけない
こういった思考にも陥りやすいと考えます。

弊害は随所に出ます

私の場合は、より完璧をイメージし求めてしまっていたので思いついたことを躊躇してしまったり、完璧を意識してしまうがゆえ行動を起こす前に疲れてしまい結局動けないままになっていました。

失敗を恐れ余計なことはひかえ、思いついたことも行動を起こすのを躊躇しがちになるのです。

行動に移しても完璧主義であると途中で思いから外れると投げ出しやすくもあります。

楽しく一日を過ごしていても最後にで嫌なことがあると、それがその日の全てとなり嫌な一日を過ごしたと思い込んでしまいます。

この思考ではストレスを溜めやすく傷つきやすくもありネガティブな思考にも陥りやすいのです。

発達障害・自閉症スペクトラ(ASD)やアスペルガー傾向の方にこの思考が多いことは最近知りましたが、障害がなくとも私はこの思考はある意味、保身、自分を守るための防御策を経験から学んできたのではないかと考えています。
育てられ方、過ごされてきた環境の影響も少なくないと思っています。

ここまで100・0思考、完璧主義の悪い部分だけ拾い上げていますが、反面波に乗り行動を成し遂げた時は良い結果を得やすいのです。

難しいかもしれませんが、私はこういった裏・陰の部分を意識して見るようにしてからは自分を追いつめにくく落ち込む機会も軽減できています。

もう一つ他の記事にもありますが、ここでも人(理解のある方)との関わり、安心できる場所を見つけることができることで考え方を和らげていけるものだと考えています。

記事「人との関わり」

人との関わりで傷ついたり嫌な思いをさせられたりしますが、そういった辛い感情から救いの手を差し伸べてくれるのもまた人なのだと思います

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