私たちは今現在も他人との関わり合いの中で生きています。それは人生を終えるまで続きます。
自分を形成しているもの
私たちは、この世に産まれてきてから両親を中心に多くの他人と接して生きてきました。
その中で計り知れない影響を受けながら育ってきたのです。
「三つ子の魂百まで」と言い伝えられているように、特に幼い頃に受けた影響はその方の人生そのものにも大きな影響を与えます。
個人の癖や思考などは、そんな他人の影響を受けた経験から学習した結果なのだと思います。
人との関わりはなくせない
私たちがどんなに頑張っても一人きりでは生きていけません。
それでも私は他人との接触を出来るだけ避けようとしてきました。
相手と自分を比べたり、ちょっとした言葉にイラついたり傷ついたり、相手が期待した通りにならず怒りが湧いたりとストレスでしかないと考えていました。
一時的には楽しめたり嬉しいこともありますが、それ以上に嫌な思いをすることのダメージが大きく感じていたからです。
その根底は今も変わっていません。
しかし、それは日常生活の中で避けることのできない選ぶことのできない人たちとの関係であって、人との関わり合いはそれ以外でも縁を見つけることができることを知りました。
共通する悩みを持つ仲間が集まるSNS(Twitter)や自助グループでは共通点があることで本音を出しやすく、他の参加者の発言や前を向く姿を見て安心感とともに励みにもなります。
記事「心の拠り所」「心の拠り所2」
他人の力を借りましょう
独りで悩み解決できずに苦しんでいるのであれば相手を選んで人との繋がりを持ってください。
自分を理解してくれて話を聞いてくれ暖かく見守ってくれる‥相性もありますが、そんな方は必ずいます。そんな場所はあります。
その縁を手に入れるためには、自分から一歩を踏み出すしかないのです。
繋がった結果自分に合わないと思えば逃げれば良いのです。
良いことも悪しきことも、ほとんどのことは他人との関係からうまれています。
悪しきことは手放し喜ばしい縁は大切にしてください。
最後に
どんな方でも孤独を感じ苛まれることはあります。
依存症者は孤独に陥りやすく孤立してしまいがちです。
孤独は場合によっては、楽しむこともできますし必要でもあります。
しかし孤立した状態は孤独とは違い、どんなに苦しく辛いときも、他人を頼れません。
一人で考える対策は限られます。出口の見えない闇はどんどん出口とは別の闇の奥に向かうことが少なくありません。
他人だからこそ落ち着いて違う視点から見えるものも多いですし、打ち明けるという行動だけで心が軽くなります。
そこに相手に理解してもらえているという感覚が伝われば安堵感まで得られることもできます。
人との繋がりは適切な距離感の中では必要ですし、大事なことです。
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