私が現在、落ち着くことができている一つの理由は、上辺ではなく安心することができたから?‥‥
なぜ30年もの間ダメだと分かりながらもズルズルとやめられずにいたのが、急にキッパリと断ち切れているのか?今までとの違いを探ろうとしています。
今も衝動もなくここまでこれているのか、明確な答えが見出せていません。
生きづらさというストレス
その答えを探るべく、できる限り情報を得ようとしてきました。
そんな中、最近おぼろげに見えてきたのが生きづらさという感情についてでした。
この生きづらさとは普段持つ感情・意識だけではなく、気づいていないもう一人の自分、潜在意識に刷り込まれています。
また、人は何かに依存していることがほとんどです。依存性は、それが適度に分散されず、一つのことに生きづらさからの逃避先・居場所として認識してしまいます。
対策は多方向から
依存性について調べると必ずドーパミンや脳の働きの異常などが詳しく説明されています。
確かに事実それが依存性であることには違いないのでしょうが、それを踏まえて対策をどうすれば良いかということに関しては色々あれど、しっくりくる答えがありませんでした。(私には当てはまらなかったということです)
私は自助グループにも繋がる機会がなく、病院も医師に対しての信頼を持つことができずに一度行っただけ。
もちろんカウンセラーの方と関われる機会もありませんでしたので、具体的な取り組みや治療方法は経験していません。
特にこの記事を書きながら自助で取り組まれている12ステップの内容は気になりながらも知識は持ち合わせていません。
依存行動行為をとれないよう環境を整える。
自助グループ等に繋がり孤独にならないようにするなど当面の対策は必要だと考えます。
しかし、それは根本的な解決策ではないように感じています。
したい気持ちは我慢してやめ続けることで、薄れさそうとしているように受け止めています。否定はしませんが、それでは最終的な解決には至りません。
過程には必要と思うものの、それを続けることだけに力を注いでいても、何かトラブルなどが原因でスリップしてしまうことは十分に考えられます。
原因を取り除くことが大事
表面的な感情・意識・考え(顕在意識)の中でいくら対策を取っても意識しない内から湧いてくる思い(潜在意識)に対して対処できなければ、何年遠のこうが根本が変わってないかぎり再発の可能性は消えないと考えます。
以前の私は、いくらわかっていても、やめたいと念じてもスリップの連続でした。
表層部分では理解しても深層部分では、そんな思考は弾き返されてしまいます。響かない、入っていかないと言った方が良いでしょうか
それよりも大事なのは逃避行動行為をとらなければいけなかった深層部分にある生きづらさを和らげ安心させることです。「もう逃げなくても大丈夫だよ」と。
先の記事でも書きましたが、私の場合、最後のカミングアウト前に死ぬに死にきれず、家族離散も覚悟しどうやって生きていくか‥その上で妻にはどうやって償っていけるのか‥
それがカミングアウト時に妻から、もう一度一緒にやり直そう。そんな意味のことを言ってもらえました。
逆にこれまで言えなかった事も全て伝えることができたお陰で、仕事は頑張るだけ頑張ってダメだったらやめてもいい。それに伴って支払い中のマンションも住めなくなるが、その時は諦める。
思いを吐き出し聞いてもらえたことで良い意味で開き直れ、執着もとれました。
もう大丈夫
その時も常にかかり続けていたストレスが軽減されもう大丈夫と潜在意識に落とし込めることができたのだと感じています。
生きていければ、贅沢な生活は望まない。できれば笑顔で楽しく過ごせるようにしたい。ただそれだけ。
その後は気持ちが安定し視界が、どんどん広がり過去に続かなかった趣味に再挑戦したり、ブログを書くために情報をとるようにしていると毎日毎日、潜在意識に上書きできているように思えます。
なにより小さな小さな身近にある幸せに気づくことまで、できるようになりました。
潜在意識へのアプローチ
潜在意識にアプローチするには、ある情報で「強烈な体験」と「平凡な体験の繰り返し」とありました。
私は、運良く両方の体験をできたんだと思っています。
「強烈な体験」はカミングアウトを含め前後の体験。「平凡な体験の繰り返し」は趣味の継続やマインドフルネス・瞑想を少し知ったことで今を大事にすることを日々重ねてることです。
強烈な体験は、潜在意識が大きな変化を嫌うので失敗しやすいそうで、平凡な体験の繰り返しのアプローチが有効とありました。
改めて私自身は強烈な体験があった上で気持ちが楽になり普段の新たな習慣が身につきつつあります。
ストレスが軽減され、余分な欲を手放せ、日々が充実してくると楽しみながら過ごせる現実が潜在意識を少しずつ上書きできているように感じ、そのことにより生きづらさも薄れています。
過去の体験や潜在意識にすり込まれた傷は消えることはないのでしょうが、上書きによって癒されているのだと思います。
ブログを開設した2年前からすると新たな情報と体験により考えも少し変わってきています。当初の記事と矛盾しているところも出てきますが、常に一生懸命考えた内容です。
改めて皆さんの早い回復を願っています。
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